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経済とは、人々がモノやサービスを生産し、消費し、さらに再生産していく一連の動きです。生産や消費の動きを示す個々の統計はたくさんありますが、それぞれの関係や経済の全体像をつかむのはそう簡単ではありません。生産と消費の繰り返しをどの時点で、何を手がかりにつかんだらいいか。『経済表』で有名なF・ケネー以来、カール・マルクスやJ・M・ケインズ、W・レオンチェフといった先人たちが研究を重ねてきました。その結果、世界共通の尺度として定着したのが、GNP (Gross National Product : グロス・ナショナル・プロダクト=国民総生産)です。日本では経済企画庁がGNP統計を作成し、国民が生産した財貨・サービスの総額を3ヵ月(四半期)ごとにまとめて発表しています。ここでいう生産額とは、経済の各部門がっくり出したモノやサービスの合計金額、つまり付加価値の総額です。付加価値は生産総額から、生産に利用された原材料費などを除いたもので、新たに生み出された生産額のことです。その増加率を経済成長率といいます。